正社員として働きたいけど、子供がいると色々考えてしまいます。
会社も、小さい子供がいる人はあまり積極的に採用しない傾向にあります。
悲しいけど、それも現実なんですよね…。
でも諦めないでください!
子持ち主婦でも正社員として採用されるためのコツを紹介します。
子持ちだと正社員採用に不利になる原因

子持ちの主婦は、正社員の面接でも不採用になることが多いようです。
あー!
うそー、絶対通ると思っていた、
書類選考落ちたぁー!!
マジカヨー。
はあああこれはショックだわ。
まあしゃあない。次だ、次!
— みけママ@年子持ちワーママダイエット中! (@mikemama43) 2018年11月21日
まずは、その原因をしっかりと確認しておきましょう!
原因が分かれば対策もしやすくなりますね。
子持ちの主婦が不採用となる原因としては
- 急な休み・早退が多い
- 残業ができない
- 子供の都合で休む
- ブランクが長い
- ビジネスマナー
- 他の応募者との比較
などがあります。
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
急な休み・早退が多い
子供は急に体調を崩したり、熱を出したりすることがよくあります。
特に、小さいうちはよく風邪などをひきますよね。
そんな時にはやはり仕事を休んだり、早退したりしなければなりません。
予測できないことなので、仕方のないことなんですが会社としては急な休みはとても困ります。
他の社員が、休んだ人の仕事をフォローしなければなりませんので負担もかかります。
前もって休みが分かっていれば仕事の都合も調節できますけど、そうはいきませんよね。
残業ができない
子供のお迎えや習い事があるので、時間外の残業もできません。
定時にきっかりと仕事が終われば良いですが、忙しい時期などでは仕事が残ってしまうこともあります。
夕飯の準備や子供を寝かせるためにも、早く帰りたいって思うのは子持ち主婦なら当然。
小さい子供がいると、残業は難しいです。
旦那さんやおばあちゃん・おじいちゃんに頼めるなら、残業も可能かもしれませんが、近くに住んでいないという人も多いと思います。
明日の祝日は保育園休みだから有給取らなきゃいけないけど大きな棚卸前で仕事は終わりそうにないしお迎えあるから残業もできないしどうしよぉぉぉってなってたけどなんとか旦那が有給取ってくれました🙆✨
— ミント (@minto_dewpri) 2018年11月21日
また、土日・祝日などにも出勤するなども厳しいですよね。
「時間が制限される」といのは、子持ち主婦の一番大変なことかもしれません。
子供の都合で休む
病気やケガのように急な休みではなくても、子供の事で仕事を休まなければならない場合も多いです。
例えば
- 参観日
- 親子遠足
- 運動会
- 夏休み・冬休み
など。
学校って意外に行事が多いんですよね…。
前もってお休みをお願いしておくことはできますが、他の人の負担になるのは避けられません。
夏休みや冬休みも、ずっと仕事を休むわけにはいきません。
子供が一人で留守番できる年齢なら良いですが、1日家にいるのも何かと心配です。
預け先は必ず確保しておかなければいけません。
ブランクが長い
子持ちの主婦が、採用されにくい原因のひとつとして、仕事をしていなかった期間が長いということがあります。
女性は、妊娠・出産・育児で仕事を続けるのが難しい状況になります。
妊娠を期に仕事を辞めて、ずっと専業主婦をしていたという人もたくさんいますよね。
仕事をしていない期間が長いというのは、会社にとってもあまり良い事ではありません。
毎日家で育児や家事をしているのと、会社に行って仕事をするのでは生活スタイルも時間の使い方も全然違います。
最初は色々と戸惑ってしまって、スムーズにいかないことも多いはずです。
体力的にも慣れないうちはきついと思います。
ビジネスマナー
子持ち主婦は、働いていない期間もありビジネスマナーが身に付いていないと思われがちです。
- 社会人としての挨拶
- 正しい敬語
- 電話応対
- ビジネスにふさわしい服装
など、働いていないと、とっさにできないですよね。
私も、敬語はとても苦手で、電話で話そうとするととても緊張してしまいます。
主婦として生活していると、家族やママ友と話をすることが多いので、敬語や電話対応などもあまりする機会がありません。
挨拶なども、軽く「おはよー」って言えば済む毎日ですよね。
そこで、いきなりきちんとしたビジネスマナーを!と言われても困ってしまいます。
面接や採用試験でも、基本的なビジネスマナーができているかチェックされています。
服装や身だしなみも気を付けよう
面接では、服装や身だしなみもチェックされています。
社会人としてふさわしい服装ができているか、事前に自分でも確認しておきましょう。
髪の毛の色なども、意外と見られているものです。
派手すぎる色などは避けた方が無難。
正社員の面接なら、基本的にはスーツで行くといいですね。
清潔感を大切にしましょう!
他の応募者との比較
応募者が多く、採用される人数が決まっている場合には、他の人と比較してより良い人を採用することになります。
もし、子持ち主婦と独身の女性がいて、能力やスキルが同じくらいだったら…
やはり独身の女性が採用される可能性が高くなります。
勤務時間や残業・休日出勤などを考えると、子供がいると難しい点もありますもんね。
もちろん、会社や職場によっては主婦の方が歓迎されることもありますよ!
主婦に向いてる仕事、子持ちでも働きやす職場を選ぶようにすると良いですね。
子持ち主婦が正社員として働くための対策

原因が分かったので、今度は対策を考えてみましょう。
子持ち主婦でも、正社員として働くためのヒントはたくさんあります!
パートから働く
いきなり正社員として働くのが難しいなら、パートから始めてみましょう。
パートで働き続けると、正社員として採用されることもあります。
求人広告などでも「正社員登用制度あり」など、見たことありませんか?
パートで仕事や職場の事が分かってからなら、正社員として働く時にも安心です。
会社側からしても、「仕事が合わない」と急に辞められることが無くなるのでメリットが大きくなります。
こちらの記事も参考にしてみてください。

パートから正社員になるメリット
パートから働いて、正社員になるメリットはどんなものがあるのでしょうか?
- 仕事に慣れている
- 職場の環境が分かっている
- 年収が上がる
- 雇用が安定する
- 年金が多くもらえる
などがメリットとして考えられます。
正社員登用で、パートから正社員になるためには会社で独自に決められた試験などを受ける場合もあります。
しかし、ある程度パートとして働いているので、会社からも「この人なら正社員として採用したい」と思われているはず。
落ちることはめったにないでしょう!
仕事の内容や職場の人もよく分かっているので、こんなはずじゃなかった!なんてことも起こりません。
会社にとっても、働く人にとっても良いことばかりですね。
また、パートから正社員になればお給料も上がります。
月額ではそんなに大きな差がなくても、ボーナスや手当て、年金や退職金を考えると、全然違ってきます。
ほかにも、パートよりも安定して長く働けるという安心感もありますよね。
パートから正社員になるデメリット
メリットは分かったけど、逆にデメリットはどんなことがあるのか、気になりますよね。
パートから正社員になるデメリットは
- 責任のある仕事を任される
- 精神的に負担が大きくなる
- 勤務時間がパートより長くなる場合も
などがあります。
パートよりも、責任のある仕事を任されるので、負担も大きくなります。
休みもパートに比べると、取りづらくなる可能性も。
残業や休日出勤なども、増えるかもしれません。
子供がいると、大変になることも多いと思います。
メリット・デメリットをきちんと確認して、自分に合っているかも考えておくと良いですね。
採用されやすい業種を徹底的に調べる
仕事には、色々な業種がありますが、やっぱり子持ち主婦が採用されやすいものと、採用されにくいものがあると思います。
正社員で働きたい!と思うなら、採用されやすい業種はどんなものか、しっかりと調べておきましょう!
採用されにくい仕事ばかり狙っても、不合格になって効率が悪いです。
早く仕事が見つかるように、事前チェックは大切です!
採用されやすい・されにくい仕事は?
子持ちの主婦でも、正社員として採用されやすい仕事は
- 保険営業
- 不動産営業
- 介護職
- 医療事務
- コールセンター
などがあります。
時間や勤務日の調整がしやすく、子育てとも両立しやすい仕事です。
経験や資格がなくても働けることも多いので、ねらい目ですよー。
たくさんの子持ち主婦の方が活躍しています。
逆に、子持ち主婦に向いていないのは
- 土日出勤もある接客業
- 締め切りがある編集・デザイン系
- 勤務時間が不規則な仕事
やっぱり時間や勤務日が重要です。
土日や祝日に勤務するのは、子供がいると厳しいですよね。
締め切りがあると、残業も多くなるので、これも厳しいです。
主婦に向ているおすすめの仕事は、こちらの記事もチェックしてみてください。

仕事探しを工夫する
仕事を探すのには、適当に探しても効率が悪いです。
なかなか決まらないと、時間もかかるので大変。
効率よく、上手に仕事探しをしていきましょう!
仕事探しのコツはこちらの記事に詳しく書いてあります。

子持ちのデメリットを採用側に感じさせない
面接では、子持ちだから…と採用側に思われないようにするのがポイントです!
子持ちデメリットを感じさせないように工夫していきましょう。
強調したいのは
- 子供の預け先を確保してあること
- 急な事態にも対応できること
- 企業側が求める条件に合っていること
です。
特に、子供の預け先は重要。
保育園だけでなく、病気になった時にも見てくれる人がいるというのをしっかりアピールしておきましょう。
急な欠席や早退は避けたいので、万が一の時にも代わりにお迎えにいってくれる人を見つけておくのも大切です。
企業側の条件に合っているかどうかも、もちろん必須です。
勤務時間に働けること、残業はあるのか・ないのか、なども確認しておきましょう。
アピールできることを持っておく!
面接でアピールできるものがあれば、積極的に伝えましょう。
- 同じ業種の経験
- 資格・スキル
があると、採用されやすいです。
もし、何も資格が無くても、「働きながら勉強して資格を取りたいです!」とか「今、資格を取るために勉強中です」と言うだけでも印象は良くなります。
上手に自分をアピールしたいですね!
【結論】諦めないこと!
子持ち主婦だから…と諦めないでどんどん挑戦していきましょう!
これがとても大切です。
不採用が続くと、落ち込んでしまってもう嫌ー!となることもあります。
誰でも同じですよー。
そんなにうまく行きません。
それでも、採用されやすい仕事を見つけて、面接でうまくアピールできるようになればきっと合格になります。
面接や試験も数をこなしていくと、コツがつかめてくるはず。
落ちてしまった時には「縁がなかった」と思って、気持ちを切り替えていきましょう。
まとめ:子持ち主婦でも正社員になれる!

子持ち主婦でも、しっかりと対策をしていけば正社員として働けます。
子供がいることをデメリットとして感じさせないように、面接でも上手にアピールしていきましょう。
諦めずに、どんどん挑戦していけばきっと自分に合った仕事が見つかりますよ。