主婦が働くとなると、正社員かパートか、どっちがいいか迷いますよね。
どっちにもメリット・デメリットがあると思います。
お給料や、家族構成の違い、仕事の内容などなど、結局はどちらがいいのでしょうか?
今回は、正社員とパートを徹底比較して、どちらがいいのか検証してみました!
正社員かパートか、迷っている主婦の方は必見です!
パートと正社員の違いとは?

パートと正社員、そもそも違いはどんなとこにあるのでしょう?
分かりやすく解説していきますね。
パートとは何?
そもそも、パートとはどんな条件なのでしょう?
- 週40時間以下で働く人のこと
これが、パートと呼ばれる人です。
定義はかなりざっくりとしていますね。
職場や、人によってその働き方も様々です。
正社員と同じくらいの時間働いていても、パートという人もたくさんいます。
パートタイム労働法によると
- 職務内容が正社員と同じ
- 人材活用の仕組みが正社員と同じ
という場合には、賃金、教育訓練、福利厚生など、すべての待遇が正社員と同じでなければならない、という決まりがあります。
なので、パートでも育児休暇や産休がとれることとなっています。
パートのメリットは?
労働時間だけで見ると、人によっては正社員と変わらないパート。
しかし、パートで働くことでのメリットもあります。
精神的負担が少ない
やはり、正社員と比べると責任は少ないです。
他の人をまとめるリーダー役は正社員がやることがほとんど。
会議や、職場の集まりなど、パートなら参加しなくても良いということもあります。
ほかにも、正社員は残業が当たり前だけど、パートは残業は無い、という場合も。
「パートだから…」で得することも多いですね。
子供の急な病気なども、パートなら比較的休みも取りやすいです。
小さい子供がいる主婦にとっては、重要なポイントですね。
働く時間を決められる
正社員の場合、仕事は朝から夕方までの定時が決められています。
しかし、パートの場合は自分の条件に合わせて、働く時間も決められます。
お昼の5時間だけ、週末だけなど。
自分のライフスタイルに合わせて、仕事を調節できるのは大切ですよね。
家事や育児を優先できるのは、パートの魅力です。
未経験の仕事もやりやすい
正社員の採用となると、経験が必要だったり、資格がないと採用されないという職種もあります。
でも、パートなら「未経験歓迎」という場合も多くなっています。
今までやったことのない新しい仕事にも、チャレンジしやすい環境です。
前から興味があったことなども、やりやすいはず。
ゼロから初めて、スキルアップ!も可能です。
条件が合えば厚生年金にも入れる
パートでも、条件によっては厚生年金や健康保険に入れることも。
パート労働法が改正され、正社員の3/4以上の時間働いてる場合には、パートでも職場で加入することができるようになりました。
ほかにも、正社員と同じ労働内容の時には、育休や産休、福利厚生も正社員と同じ扱いをすることが定められています。
パートで働いていると、年金や保険、育休などが問題になることもありますが、労働条件を満たしていれば解決できます。
仕事内容は同じ?
パートの条件は、労働時間の決まりがあるだけです。
仕事内容については、明確な決まりは特にありません。
この仕事は正社員、この仕事はパート、と分ける必要はないので、職場によっては仕事内容が同じこともあります。
正社員よりも、パートの方が仕事が多い!なんてこともあるみたいですね。
給料は正社員の方が良い
働く時間は、正社員よりもパートの方が少ないのが一般的です。
そのため、もちろんお給料にも差が出てきますよね。
厚生労働省の調査によると、正社員の給料はパートの2倍以上というデータがあります。
- 残業代が多い
- ボーナスが出る(多い)
というのも大きな差になります。
また、パートはほとんどの場合が時給制、正社員は月給制となっています。
働く日数が少ないと、パートのお給料も少なくなってしまいますね。
お金を稼ぎたいなら間違いなく正社員!

さきほど紹介した通り、お金を稼ぎたい!というなら、やはり正社員になるべきです。
安定した収入が見込める
正社員として働くことで、毎月一定の給料が入ります。
厚生年金や健康保険も加入できます。
パートは、働く期限が決められていたり、仕事がなくなったら時間を減らされてしまうこともあります。
正社員になれば、簡単にクビになることはありませんし、もし仕事を失っても失業保険などももらえますよね。
出世・昇給がある
正社員として一定期間働けば、昇給としてお給料がアップしたり、出世することもあります。
パートでも昇給はあるかもしれませんが、正社員に比べるとあまり期待できません。
出世することで、自分のキャリアも積めるし、スキルアップにもつながります。
ボーナスが出る
正社員として働く事で、一番大きいのはボーナスです。
会社によって、時期や金額は異なりますが、一般的には年に2回、いつもの給料の2~3倍の額がもらえる。
これは、大きいですよね!
毎年、ボーナスの時期になると正社員の人がうらやましいです…。
パートでもボーナスを支給してくれる素晴らしい職場もありますが、正社員にはかなわないと思います。
年収で比較すると、本当に大きな差が出てきます。
残業がある職場だと、働く時間は長くなりますが、残業手当も多くなって、お給料も高くなります。
退職金がもらえる
職場にもよりますが、正社員として長い期間働くと退職金がもらえることがあります。
退職金は企業の義務にはなっていないので、出ない会社もありますが、パートでは期待できません。
仕事をしていた期間によっても金額は異なります。
老後の年金も多い
正社員で働くと、お給料も高くなるので、老後に受け取れる年金の額も増えます。
これから、高齢化社会が進んでいく世の中で、老後のお金は大切ですよね。
パートでも、専業主婦でも、旦那さんの扶養になっていれば年金は受け取れますが、正社員として長く勤めていると、その額は大きな差が出てきます。
自由に少し家計の足しにしたいならパート!

パートで働くメリットは、やはり時間の融通が利くこと!
正社員でバリバリ働きたいわけではないけど、ちょっと家計の足しとして稼ぎたいという場合にはパートが合っています。
負担が少なく働ける
正社員になると、時間的にも精神的にも大きな負担となります。
仕事によっては、定時に終われず残業が続くことも…。
そうなると、家事や育児にも影響が出てきますよね。
その点、パートなら短時間でも仕事ができるので、負担も少なくて済みます。
家事や育児を優先したい、自分の時間も大切にしたいという人にはぴったりです。
仕事もバリバリこなして、家事も育児も完璧にする!という強者は、なかなかいないんじゃないでしょうか?
忙しいと、イライラも増えちゃって、子供を必要以上に怒ったり、旦那さんと喧嘩したり。
私は、よくありますよ(笑)
頑張って色々やるのも素晴らしいですが、ゆとりを持つことも大切ですよね。
自分の都合に合わせて働ける
パートの良いところは、自分の都合を優先できること。
- 平日の昼間だけ働きたい
- 週末は子供と過ごしたい
- 週に3回だけ働きたい
- 短期のパートで期間限定で働く
など、都合に合わせて仕事を選べます。
空いている時間を有効に使って、稼ぐことができますね。
色々な経験ができる
パートなら、未経験でも働ける職場がたくさんあります。
今までやったことのない、新しい仕事にも挑戦できますね。
パートだと、経験がなくても丁寧に指導してくれるはずです。
職場で、同じ立場の主婦友達もできるかもしれません。
仕事をするだけでなく、色々な経験ができるのもパートの良さです。
日雇いのパートで、毎回違う職場という仕事もあります。
好奇心旺盛で、幅広い仕事をしてみたい、という人にも良いですね。
かけもちも可能
正社員では、会社で副業が禁止されていることが多くなっていますが、パートなら違う職場でかけもちも可能です。
パートでかけもち禁止となっていることは、ほとんどありません。
ひとつの仕事では飽きてしまうという場合にも、日にちや時間帯を変えて働くことができます。
短期間で、ガッツリ稼ぎたい!という場合にも、かけもちして集中的に働けば、可能ですね。
かけもちで働いている主婦も、意外に多いみたいです。
外の世界とのつながりを持てる
専業主婦で家にばかりいると、家族以外の人と話してない…。
世の中から、ちょっと置いてけぼりになっているような、さみしい気持ちになることもありますよね。
パートで働くことで、普段とは違う人間関係を作ることができます。
家で嫌なことがあっても、職場で話をすると気分もスッキリします。
正社員だと、仕事の関係から人間関係にも気を遣わなければなりませんが、パートならもっと気軽に人付き合いができます。
新しい友達ができて、世界も広がるかもしれません。
まとめ:パート・正社員それぞれメリットがある!

パートと正社員、どちらがいいのか徹底比較してみました。
パートも正社員も、どちらにも良い点・悪い点があります。
自分に合った働き方をするのが一番ですね。
どちらがいいのか、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!