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主婦が正社員として働くメリットとデメリットとは?【徹底まとめ】

主婦で働いている人も多いと思いますが、実はそのほとんどがパートやアルバイトといった、非正規雇用となっています。

時間的なことや、金銭的なことなど、色々あると思いますが、主婦が正社員で働くメリット・デメリットは具体的に、どんなことなのでしょうか?

なんとなくイメージはできるけど、よく分からないという人もいるはずです。

今回は主婦が正社員で働くことのメリット・デメリットを徹底的にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください!

【結論】1番のメリットはやっぱりお金

主婦が正社員で働く1番のメリットはやはり、お金です!

パートで働いているよりも、収入が増えるので家計は助かりますね。

パートとは比べ物にならない!

パートと正社員のお給料を比較すると、やっぱり正社員の方がダンゼン多いです。

月のお給料が多いのはもちろん、ボーナスもありますよね。

年に2回もらえるとなれば、パートと正社員の年収は大きく違ってきます。

ある調査によると、女性の年収の平均は

  • 正社員:約260万円
  • パート:約189万円

(厚生労働省平成29年度賃金構造基本統計調査https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2017/index.html)

というデータもあります。

年収で70万円ほどの差があるんですね!

これは、大きいです。

そのほかにも、退職金があったり、有給休暇があったりと、待遇にも差があるので、お金のことを考えると、正社員で働く方が良いと言えます。

主婦が正社員として働くメリット8選

主婦がパートではなく、正社員として働くとどんなメリットがあるのでしょうか。

  • 収入が増える
  • 福利厚生が充実している
  • スキルアップできる
  • 社会保険へ加入できる
  • 雇用が安定している
  • 退職金がもらえる
  • 社会的信用も得やすい
  • 一人の人間としてやりがいを感じられる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

収入が増える

正社員としての一番のメリットとして、さきほどもお伝えした通り、やはり収入の面でのメリットが大きくなります。

旦那さんのお給料に加えて、妻も正社員で働くと、家庭の収入は大きく増加します。

パートやアルバイトでも、家計は助かりますが、比較すると大きな差となります。

夫婦2人だけの家庭や、子供が小さいうちは、生活費もそれほどかかりませんが、子供が大きくなると教育費や学費も増えてくるので、収入は多いほうが良いですよね。

子供が大学に行くとなると、私立では約1,000万円かかります。

将来のことを考えると、正社員で働いている方が安心です。

また、旅行に行く、ちょっと良いレストランで食事をするなど、日々の生活もお金があると余裕ができます。

福利厚生が充実している

正社員で働くことで、企業の福利厚生を利用できます。

特に女性にとっては、育児休暇などがあると、将来的にも働き続けることができるので、大きなメリットです。

パートでは育児休暇がある企業は少ないので、妊娠・出産のときには退職するしかありません。

育児休暇制度を利用できる会社なら、出産をした後でも、引き続き仕事をしていくことができます。

休んでいる間も、お給料がもらえるので、家計としてはとても助かりますよね。

ほかにも、誕生日休暇や、子供の誕生祝金の支給など、会社によってさまざまな福利厚生があります。

スキルアップできる

パートやアルバイトでも、経験を積んでキャリアップをすることは可能ですが、正社員として働くことでその分やりがいも大きくなります。

企業からの期待も高く、キャリアアップに必要な資格をサポートしてくれる制度などがあることも。

経験を積んで、資格などを取ることで、将来的にも役立つはずです。

役職や、資格があることで、お給料に反映されたり手当がついたりすることもあるので、やる気も出ますね。

頑張れば、その分評価されるので、仕事を頑張ろうという気持ちも大きくなります。

社会保険へ加入できる

社会保険の加入も正社員のメリットです。

パートでも、一定時間以上働く場合には社会保険へ加入できますが、その分手取りのお給料が減ってしまうため、得とは言えません。

正社員として働いていれば、お給料も多く、社会保険の加入で医療費の個人負担が少なくなるので、結果的に得になります。

また、年金に加入できるのも大きなポイント。

旦那さんの扶養になっていれば、将来は年金を受け取ることができますが、自分で加入していた時とは、受け取れる金額が全然違ってきます。

払う金額も増えますが、その分将来受け取れる金額も増えるんですね。

雇用が安定している

正社員は、パートやアルバイトに比べると雇用が安定しています。

企業の業績が悪くなって、人を削減しないといけない…

そんな状況になったら、まずパートやアルバイト、派遣社員などが辞めさせられることになります。

正社員なら、すぐに辞めさせられるということもないでしょう。

また、もし会社の都合で辞めなきゃいけないという場合でも、雇用保険に加入しているので、失業手当がもらえます。

退職金がもらえる

長く働き続けた場合、退職の時には会社から退職金が支給されることがあります。

パートやアルバイトでは、なかなかこのような制度は適応されません。

一般的に、長く働けばその分退職金も多くなっていきます。

今まで仕事を頑張ってきたご褒美とも言えますね。

社会的信用も得やすい

パートやアルバイトよりも、正社員で働いている方が社会的に印象が良いのは事実です。

安定した収入があるということは、それだけ評価も高くなります。

たとえば、クレジットカードを作るときなどは、専業主婦やパートよりも審査に通りやすいということも。

今は、主婦や学生でも作れるカードも多くなっていますが、正社員の方が作りやすいでしょう。

また、ローンを組む時なども、正社員の方が通りやすいです。

収入で評価されるというのも、何だか納得いかない気もしますが、このような事もあるんですね。

人としてやりがいを感じられる

結婚して主婦になると

  • ○○さんの奥さん
  • 〇〇さんのママ

など、自分の名前で呼ばれる事が少なくなります。

正社員として仕事をしている時は、誰かの奥さんやママではなく、一人の大人として活躍できますよね。

家事や子育てばかりだと、ストレスがたまったり、社会に置いてきぼりにされたような気分になることもあります。

仕事をすることで、息抜きになったり、気持ちを切り替えてリフレッシュできるという主婦も意外に多いです。

主婦が正社員として働くデメリット4選

正社員として働くメリットをお伝えしましたが、逆にデメリットとしてはどんな事が考えられるでしょう?

  • 時間がなくなる
  • 責任が重くなる
  • 子育てとの両立が難しい
  • 負担が大きくなる

それぞれのデメリットを見ていきましょう。

時間がなくなる

正社員で働くと、勤務時間も長くなります。

1日8時間、週5日の仕事が一般的です。

通勤時間も考えると、1日のうち自由に使える時間はほとんどありません。

通勤ラッシュなども、大変ですよね。

自分の趣味や楽しみの時間が減るのはもちろん、家族と一緒に過ごす時間も少なくなってしまいます。

家事も休日にまとめてやるなど、効率よく時間を活用していく必要があります。

時間のやりくりが難しくなりそうですね。

責任が重くなる

正社員として仕事をすると、パートやアルバイトとは違って責任のある仕事を任されることが増えてきます。

後輩や新入社員の指導をすることや、大きなプロジェクトなどを任されることも。

やりがいを感じて、やる気が出る!という人もいますが、責任の重さを感じてストレスになってしまう場合もあります。

自分の仕事が終わらなければ、時間外に残業をするという日も出てくるでしょう。

子育てとの両立が難しい

子供が小さいうちは、急に熱が出たり、ケガをしてしまったりと予想外の事がよくあります。

保育園から、熱が出たからお迎えに来てくださいと電話があったり…。

でも、仕事の都合で休めない・早退できない、という事もありますよね。

パートやアルバイトなら、代わりの人を見つけてお願いすることも可能かもしれませんが、正社員だと責任もありますし、なかなかそうはいきません。

親戚が近くにいてすぐに預けられるなど、急な事態にそなえて、対応策を考えておく必要があります。

家族や周りの協力が不可欠ですね。

保育園のお迎えも、急な残業で行けなくなったなんて時にも、頼れる人がいると安心です。

負担が大きくなる

正社員で働くと、体力的にも精神的にも負担が大きくなります。

平日は、朝から夕方まで仕事。

朝は、バタバタと朝食の準備や、子供の用意をします。

仕事が終われば、夕食の支度や片付け、お風呂など。

ゆっくりと休む暇もないですよね。

ずっと動きっぱなしで、体力も必要になってきます。

また、仕事が大変だと精神的にもストレスに感じることもあります。

職場の人間関係で悩む人もいるでしょう。

上手に息抜きや、リラックスができると良いですね。

まとめ:メリットデメリットをふまえて最適な働き方を♪

主婦が正社員となるメリット・デメリットを見てきました。

収入や、安定を考えると正社員として働く方が良さそうです。

でも、その分責任や負担も大きくなっていきます。

正社員のメリット・デメリットをふまえて、自分に合った働き方で仕事をしていきましょう!