パートを辞めてしまうと、新しいパートの採用で不利なのでは?と思いますよね。
実際に働いてみないと、仕事の内容は分かりませんし、合わない人がいることもあります。
無理してパートを続けていても、精神的負担も大きくなるので、辞めるのも仕方のないことです。
しかし、パートでも転職回数が多いと、新しいパート先で採用されにくいという不安もあると思います。
パートを辞めたいけど、新しいパート先で影響がないか心配という主婦の方に、パートの転職について紹介していきます。
対策方法も合わせてお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
【結論】パートの転職回数は多めでも大丈夫

パートの転職回数についてですが、結論から言うと多めでも大丈夫です!
あまり心配する必要はありませんよ。
そもそもパートの転職履歴が多くてもそこまで問題ない
パートやアルバイトは、正社員などに比べて短期間で転職することも珍しくありません。
長く勤め続ける人も、もちろんたくさんいますが、仕事が合わない、家庭の都合などの理由ですぐに辞めてしまう人も多いです。
初めから、短期間だけのパート募集などもあり、企業側も長く働けないと理解している場合もあります。
主婦のパートは、家庭を優先させながら仕事をする人がほとんどです。
- 子供の成長
- 旦那さんの仕事の都合
- 親の介護
などなど、仕事を続けられなくなる可能性はとても高いですよね。
なので、企業側もパートの転職回数が多いからと、そこまで気にすることは無いはずです。
もちろん、転職回数が多いと、またすぐに辞めてしまうのでは?とか、何をしても続かない人かもしれないと思われてしまう可能性もあります。
しかし、気にしすぎて、パートを辞めたいのに辞められないと我慢をするのは良くありません。
無理しすぎないでくださいね。
パートの転職を繰り返している場合の対策をご紹介

パートでの転職回数が多いのは、あまり気にする必要はないとお伝えしました。
でも、やっぱり気になる~!という人もいますよね。
そこで、パートで転職を繰り返してきた場合の対策を紹介します。
履歴書や面接で、転職回数が多くても良い印象を与えるためのポイントです。
働いていた期間を長めに書く
履歴書に今までの職歴を書くと思います。
そんな時にも、あまりに短い期間で何回も転職をしていると、またすぐに辞めてしまうのではないか?と思われてしまいます。
そこで、働いていた期間を長めに書く方法もあります。
パートで働いていた場合には、詳しく調べらる可能性も低いので、会社に気付かれることはないでしょう。
短い期間で何回も仕事が変わっているよりも、長く働いていた方が印象は良いですよね。
会社が本当かどうか確かめることはないと思いますが、すぐに嘘だと分かりそうな書き方はしないように注意しましょう!
全てを書かなくても良い
今までのパートの職歴をすべて書く必要はありません。
短い期間のものなどは省略しても問題ないです。
今までのパートのなかで、長く働いたものや、新しい仕事と関連のある職歴だけをピックアップして書いておきましょう。
短い期間で辞めてしまったものでも、新しいパート先の仕事内容と同じような職種なら、経験があるということで採用されることもあります。
特に、専門的な知識やスキルが必要な職場では、経験者は優遇されます。
全部の職歴を書かないと、無職の期間が長くなってしまうということもあります。
独身の人が、働かずにブランクが長いというのは問題になり、面接官に質問されることもありますが、主婦は仕事をしていない期間があるのは普通ですよね。
子育てをしていたから、専業主婦として家庭にいたと言っておけば大丈夫です!
いくつかに絞って書けば、それほど転職回数が多いという印象もありません。
退職理由をきちんと書く
履歴書でパートを辞めたことを書く時に、
「一身上の都合により」
と書くことがあると思います。
いちいち理由を説明するのも面倒かもしれませんが、きちんと説明してある方が好印象です。
一身上の都合…だと、具体的にどんな事があったのかが分かりません。
きちんとした理由があれば、転職回数が多くても納得してくれることもあります。
ここは、面倒でも、何でやめたのかを書いておきましょう。
面接で、変に突っ込まれて口ごもってしまうのも避けられます!
正当な理由がある

女性の場合は、結婚、妊娠、出産など、仕事を続けられない理由があります。
そのような理由なら、仕事を辞めても仕方ないことだと理解してくれます。
- 嫌だったから
- 合わなかったから
という理由だと、印象もあまり良くありません。
家庭の都合や、体調の理由など、誰が見ても正当だと思われる理由で説明できるようにしておきましょう。
履歴書にも、出産のため、育児のため、などすぐに分かるように記載しておくのをおすすめです。
もう転職しません!という理由をアピールする
今までは転職回数が多いけど、今回は大丈夫だと思わせるようなアピールをするのも良い方法です。
女性は、結婚や出産があると今までの状況もガラリと変わります。
「子供が大きくなったので、教育費を貯めたいんです!」
など、強い意志を伝えれば、すぐには辞めずに頑張ってくれるだろうと期待されます。
お金が必要なんです!というと、説得力がありますよね。
- 子供が大学に進学する
- 親の施設費用が必要
など、家庭の事情を説明すれば、熱意が伝わります。
短期のパートを選んできたと説明する
パートには、長期のものと、最初から期限が決まっている短期のものがあります。
主婦のパートでは、子供や旦那さんの都合に合わせて働く人も多いですよね。
「子供の行事や習い事があるので、あえて短期のパートを選んできた」
という理由なら、転職回数が多くても納得できます。
家庭の事情に合わせて、仕事を選んできたということを伝えましょう。
新しいパート先が、長期の募集だとしたら、今までと状況が変わって長期でも働けるようになった、などと言えば良いですね。
企業側の都合が理由

仕事を辞めた理由として、会社側の都合という場合もあります。
- 不況で仕事がなくなった
- 派遣のパートだったけど、契約打ち切りになった
- 会社が倒産してしまった
など、会社側の都合による転職なら、しょうがないことです。
転職の理由が、すべて企業側によるものというのは怪しすぎますが、たくさんあるうちの何個なら不自然ではありません。
理由を話すと時や前向きに
面接では、仕事を辞めた理由を聞かれます。
その時に、注意したいのはネガティブな理由は言わないということ。
前の職場の悪口や、不満は、あえて言わない方が良いです。
なるべく、前向きな理由が理想的ですね。
例えば
- 資格の勉強をしたかったので。
- 違う仕事で経験を積みたかったので
- スキルアップのために
- 知り合いの仕事を手伝う必要があったので
などなど。
前向きな理由で退職したなら、理解も得やすいはずです。
- 給与が安かったから
- 嫌な上司がいたから
などネガティブな理由は、言わないようにしましょう!
まとめ:転職回数はパートなら気にしない!

パートで転職回数が多い場合について見てきました。
パートは、正社員とは違いそれほど転職回数を気にすることもありません。
きちんとした理由があった方が、会社も納得してくれますが、家庭を優先しながら働く人が多いので、転職も理解されやすくなっています。
無理して、仕事を続けてストレスを感じているなら、思い切って転職するというのもひとつの方法です。
自分にあったパート先が見つかるといいですね!