40代~50代の悩みのひとつに「顔のたるみ」があります。
鏡を見ると、何となく昔と違う…と感じませんか?
年を重ねるとやはり若い時と同じようにはいかないものですよね。。。
そこでこの記事では、顔のたるみの原因や対策をとことん調べてみました!
Contents
【始めに】やはり年齢とともに顔のたるみはでてくるもの…
顔のたるみは、年齢とともに出てくるもの。
仕方がないと言えば仕方がないのですが、女性としては悩ましい問題です。
- 以前よりハリが無くなってきた
- 顔が大きくなった気がする
- 目元や口元が下がってきた
そんな風に感じている女性も多いと思います。
顔がたるんでくると、それだけで老けた印象になってしまうことも。
同じ年齢でも、顔のラインが小さいだけで若く見えますよね。
テレビを見ていても、この人顔が昔よりたるんできたなぁーって感じることってないですか?
芸能人でもなるんだから、私たちがなってしまうのも当然ですよね!
諦めるべき?努力すべき?
20代の時のように、きゅっと引き締まった顔に戻りたい…。
そう思ってもなかなか難しいものです。
年齢を重ねることは、誰にも止められません。
- 誰でも老化はするんだし
- 努力してもムダかも
- 年相応ならいいんじゃない
なんて、きっぱりと諦めてしまうのもそれはそれで、潔くてかっこいいかもしれません。
でも、やっぱり、いくつになっても若くいたい!って思うのは女性なら誰でもある気持ちですよね。
自分で無理なくできるケアで、顔のたるみを改善してみましょう!
何歳からでも遅くはありません。
努力して結果が出れば、もっと頑張ろう!ってやる気もアップしますよ。
40~50代の顔のたるみの原因って?
顔のたるみ対策をする前に、まずは原因を知っておきましょう。
やっぱり『年齢』を重ねることが大きな原因となりますが、ほかにも意外な原因があるんです!
ひとつひとつ、詳しく説明していきます。
原因【1】コラーゲンの減少
肌の弾力を保つのに必要なのがコラーゲン。
大切という事はよく耳にしますが、年齢とともにどんどん減少していってしまうものなんです。
- コラーゲンは年々減少していく。
- 50代では20代の半分の量に。
- 量だけなく、質も悪くなってしまう
- コラーゲンの量で肌の弾力に影響
昔と同じようにいかないのは当然のことかもしれません。
放っておけば、さらにたるんでいってしまいます。
原因【2】紫外線のダメージ
夏の暑い日には紫外線対策にも注意していますが、涼しい季節はつい忘れがち。
しかし、曇っている時や春・秋でも紫外線は肌にダメージを与えています。
特に気を付けたいのは、皮膚の奥まで届く紫外線A波。
- 肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどを破壊していしまう
- 紫外線を浴びると発生する活性酸素も肌のダメージに
目に見えないものなので油断してしまいますが、肌には強敵です!
原因【3】肌の乾燥
肌の乾燥もたるみの原因のひとつです。
弾力を保つためのコラーゲンのほかにも
- ヒアルロン酸
- セラミド
なども、バリア機能を保ち肌の健康に役立っています。
しかし乾燥していると細胞がしぼんでしまい、バリア機能が低下。
その結果たるみやシワにつながってしまいます。
原因【4】顔の筋肉の衰え
皮膚を内側から支えているのは顔の筋肉です。
顔には30種類以上の「表情筋」と呼ばれる筋肉がありますが、この力が弱くなってくると皮膚がたるんできます。
- 一般的に40歳くらいで筋肉が弱くなってくる
- 普段から顔の筋肉を使っていないと、たるみの原因に
表情筋の力も、体の筋肉と同じように年齢の影響によって左右されるんですね。
原因【5】姿勢の悪さによるもの
姿勢とたるみ?
一見関係のないように思えますが、姿勢が悪いと顔がたるみやすくなります。
猫背で背中が丸まっているという人は要注意です!
- 姿勢が悪いとアゴが前に出る
- アゴが出ると、首の後ろが縮む
- 首の前側がひっぱられ、顔の皮膚も下がる
そして、たるみになっていくという事なんですね。
スマホやパソコンを見ていると、つい前かがみの姿勢になりがち。
それが顔のたるみの原因になっているかもしれません。
原因【6】甘い物の食べ過ぎ
甘い物を食べすぎは、ダイエットや健康に良くないとは分かりますが、顔のたるみにも関係してるとは驚きです。
太って顔が大きくなる、というだけでなくシワも増えるという恐ろしい事が起こります!
- 甘い物を取りすぎると糖質が体内に残る
- 余分な糖は、たんぱく質と結びついて皮膚が固くなる
- ハリや透明感がなくなり、たるんだ肌に
ご飯やパンなどの炭水化物は、体に必要なエネルギーとなりますが取りすぎには要注意。
菓子パンやお菓子は控えめにした方が良さそうです。
体型にも健康にも影響が出ますしね…。
原因【7】運動や睡眠が足りない
40代~50代は育児や家事、仕事など毎日忙しく過ごしています。
どうしても夜寝るのが遅くなり、睡眠不足にもなりがちです。
- 睡眠不足で成長ホルモンが不十分に
- 肌の再生に必要なターンオーバーが足りない
- 古い角質などが残りたるみの原因に
睡眠は肌にとっても大切です。
また、運動をしないという人もたるみやすくなります。
- 運動不足で体重増加に
- あごのラインがたるみやすくなる
- 運動不足で代謝が滞る
このような事から、肌のハリがなくなり顔全体にたるみが出てくることになります。
顔のたるみを改善するための対策
原因が分かったら、具体的にどんな対策をしていけば良いのか見ていきましょう!
対策【1】スキンケアで改善する
顔のたるみはスキンケアも重要です。
肌の老化や乾燥、紫外線ダメージを保湿とUVケアでいたわりましょう。
スキンケアを丁寧にすることでたるみの予防と改善に効果が期待できますよ。
保湿ケア
頬のたるみに有効なのが保湿メインのスキンケア。
年齢と共に減っていくコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを含んだ保湿力の高い美容成分が取れるスキンケア商品がおすすめです。
- コラーゲン、セラミドなどが配合された化粧品を選ぶ
- 洗顔後には美容液、保湿クリームを使う
ビタミンCもコラーゲンの生成を助ける働きをするので、配合されているものを選びましょう。
紫外線ケア
紫外線を浴びると肌の内部にダメージを受け、老化を早めることになります。
また、コラーゲンやエラスチンなどの肌にある保湿成分を作りにくくしてしまうので、たるみにつながっていきます。
- 日焼け止めを忘れずに塗る
- UVカットのベースメークを使う
- 日傘や帽子を利用する
毎日のちょっとした工夫で、たるみの予防ができます。
エイジングケア
顔のたるみは老化と深く関わっているために、エイジングケア専用の基礎化粧品を使うのも効果的です。
たるみに有効とされている成分は
- レスベラロトール
- ビタミンC
このような成分が入っている化粧品を選ぶと良いですね。
対策【2】表情筋を鍛える
顔のたるみの大きな原因でもある表情筋の衰え。
体と同じようにトレーニングすることで、鍛えることができます。
ただ、適当に顔を動かすだけでは効果はありませんので、正しい方法をしっかりと覚えておきましょう。
間違ったやり方でシワが出来てしまうこともあるので注意してくださいね。
頬の筋トレ
頬が上がっていると、若しく明るい印象になります。
筋トレを続けることで、頬の筋肉が鍛えられてハリのある肌へ近づきます。
- 鏡を見ながら、上の歯だけが見えるように笑顔をつくる
- 口角と頬をぐっと引き上げ、目を思い切り開いて力を入れる
- そのまま5秒~10秒キープ
やってみると、顔の筋肉を使っているーと実感できるはず。
コツを掴んだら、テレビを見ている時など気付いた時の習慣にすると良いですね。
ちょっと怖い顔になるので、外でやる時は気を付けてください(笑)
アゴのたるみ予防運動
こちらは、アゴの下にある筋肉を鍛える方法。
アゴの下はたるみやすい部分なので、ここもしっかりと鍛えましょう。
頬のリフトアップにも効果があります。
- 大きな口で「あ」の形を作り10秒キープ
- 次に思い切り横に広げ「い」の形を10秒
- 最後に縦に大きく「う」の形で10秒
もうこれ以上広がらないという限界までやるのがポイント!
顔全体の良い運動になります。
舌回し運動
口の周りの筋肉を鍛えて、ほうれん線に効果を発揮します!
ほうれい線は顔の印象に大きく関係しているので、ぜひトライしてみてください。
- 口を閉じる
- 舌を歯の外側に沿って歯茎を舐めるように左回り20回
- 逆に右回し20回
食後に1日3回おこないましょう。
けっこう疲れるので、20回が大変という場合は徐々に回数を増やしてみてください。
二重アゴにも効果的ですよ。
対策【3】食生活の改善
食べ物でも、減少したコラーゲンや肌に良い栄養を補うことができます。
毎日の食事にちょっと足して顔のむくみを改善していきましょう!
コラーゲンを補う
コラーゲンはサプリメントなどもありますが、食品からも補えます。
- 鶏の皮・軟骨
- うなぎ・かれい・さざえ・ふかひれ
などに多く含まれています。
毎日食べるのが難しい食材ですが、できるだけ取り入れたいです。
イソフラボンを補う
大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
エストロゲンはコラーゲンの生成に関わっている成分ですが、年齢を重ねていくうちに分泌量も減ってきます。
そのために、たるみやシワができやすくなってしまうんです。
イソフラボンは
- きなこ
- 納豆
- 豆腐
などの大豆製品に多く含まれています。
緑黄色野菜のβカロテン
緑黄色野菜に含まれるβカロテン。
皮膚や粘膜を保護する成分で、足りなくなると肌の乾燥や肌荒れになります。
- 人参・ピーマンなどの色の濃い野菜
- 油と相性が良いので炒めるのもおすすめ
野菜は健康にも良いので積極的に取り入れたいですね。
コラーゲン生成にビタミンC
ビタミンCが肌に良いというのは有名ですが、水溶性ビタミンなので一度にたくさんとっても、尿や汗として流れ出てしまいます。
毎日継続して食べることがポイントとなります。
抗酸化作用もあるのでアンチエイジングにも効果が期待できます。
- レモン
- パプリカ
- キウイ
- アセロラ
- いちご
など、野菜や果物にたくさん入っています。
甘い物は控える
糖のとりすぎはたるみの元になります。
糖質は取りすぎないように注意しましょう。
炭水化物を一切取らない!という厳格な糖質制限はストレスになるので、適切な量をとるようにすると良いですね。
ただ、甘いものは少しでも減らすことを習慣化できると、ダイエットにもなります!
対策【4】マッサージをする
自分で簡単に続けられるマッサージもむくみに効果的。
スキンケアと合わせておこなうことで、効果も倍増です。
お風呂上がりの習慣にしてみましょう。
むくみ・コリをとるマッサージ
スキンケアでクリームなどをつけた後におこないましょう。
頬の周りの筋肉をほぐすことで、顔のむくみやコリを改善します。
顔の筋力トレーニングの前にも取り入れたいですね。
- 片手を支えにして、手の甲でフェイスラインを細かく1~3分たたく
- 逆側も同様に
- フェイスラインをしっかりほぐしたた、手のひら全体で顔を持ち上げるようにして5秒間キープ
- 片手で反対側のもみ上げを持ち上げるように各5秒間引き上げる
- 息を吸って肩を挙げ、吐いて一気に肩をストンと下げる
家事の合間や、テレビを見ながら出来そうですね。
対策【5】エステ・サロン・美容クリニックで改善
セルフケアでは限界を感じるという人は、プロに頼むのも良い方法です。
サロンやクリニックによって、治療の内容も違いますが、顔のたるみには効果が期待できるでしょう。
エステのトリートメント
プロのフェイシャルトリートメントで、たるみを解消します。
シワや肌のハリにも効果的。
マッサージされることで、リラックスできます。
ビタミンC誘導体
抗酸化作用、保湿作用、コラーゲン生成の働きがあるビタミンCを、肌に吸収されやすくして利用します。
美肌やたるみに効果的です。
ヒアルロン酸注射
たるみが気になる部分にヒアルロン酸を注入して、内側からハリのある肌にしていきます。
頬の凸凹が目立たなくなり、ほうれい線などの改善ができます。
レーザー治療
レーザーを肌にあてることで、皮膚の引き締めを促します。
たるみに効果的だとされていますが、持続できる期間が短いために定期的におこなう必要があります。
リフトアップ
切らない方法では、特殊な糸を使って顔のたるみを引き上げます。
一方、余分な皮膚を切除して引き上げる方法は外科手術となります。
切らない方法の方が気軽におこなえますが、切除した方が効果が分かりやすくなります。
美顔器
たるみに効果が期待できる美顔器を使う方法。
- 自分でマッサージはうまくできない
- エステに通うお金と時間がない
という人におすすめです。
美顔器にも種類がいくつかありますが、たるみ対策としては
- EMS機能が付いたもの
- 超音波
- イオン導入
などが人気です。
実際に使ってみると分かりますが、美容!というよりかは、単純に使っていて楽しいが嬉しいところ(笑)
EMS機能
腹筋などで話題になったEMSですが顔の筋肉を鍛えて、むくみを解消してフェイスラインも整えます。
電気で筋肉を刺激して、自動的に運動をおこなうことができます。
引き締めだけでなく、血液やリンパの流れを良くしてアンチエイジングも期待できます。
超音波
超音波美顔器は、音の力でマッサージ効果、クレンジング効果、美容成分の浸透が期待できます。
マッサージで筋肉をほぐしながら落としきれない細かな汚れを綺麗にしてくれます。
筋肉のケアと肌のケアが同時にできるのが嬉しいですね。
イオン導入
イオン導入では美容成分をより肌に浸透させやすくして保湿力を高めることを目的としています。
肌で化粧水をつけるよりも、40倍以上浸透力が上がるとか。
乾燥を防いで、潤いをあたえることで顔のむくみ対策になります。
顔のたるみのお悩みに使える商品
プラセンタ美容液!
まとめ:たるみ改善で明るい表情に!
40代~50代が気になる顔のたるみ対策を紹介しました。
顔がたるむと、実年齢よりも上に見られたり、どんよりとした表情になりがちです。
40代・50代になったからといって『女を捨ててしまう』なんてことは、やはり少し悲しいもの。
もちろん、人と比べたりするのはNGですが、昨日の自分よりも少し頑張れたな!なんて思えることが美容でも人生でも重要かもしれませんね。